製品特長

当社の負イオン発生ユニットは、発生方式に独自の新技術「inti-fion方式」を導入し、従来の電気式発生器の欠点を克服するとともに、より自然に近い純粋な負イオンを発生する、小型の機器組込用ユニットです。
日米特許取得の独自方式により、高効率・低消費電力・低電磁ノイズ化を実現しました。負イオン発生時に同時に発生する正イオン・オゾン・窒素酸化物・電磁波などの有害物質を抑制し、小型軽量で薄型のため、さまざまな製品に組み込みやすい製品です。

従来品とITM-F401Aの違い

独自の発振回路「inti-fion方式」をさらに改良

・ニードル(発生針)に耐久性の良いステンレス製ブラシニードルを採用。
・独自の高圧回路の採用により増幅ロスを大幅に低減。イオンの発生効率を高めました。

 

・試験機関:当社測定による。・測定環境:当社測定環境にて常温(20~26℃)で測定。・測定機器:当社製NT-C101A。

 

下記項目では、当社のinti-fion方式と、従来の負イオン発生方式との違いについてご紹介します。

 

コロナ放電式

+と-の電極間にコロナ放電現象を起こすことにより、負イオンを発生させる方式。この方式は、負イオンを発生させるのと同時に有害なオゾン、 窒素酸化物(NOx、SOxなど)が発生します。

電子放射式

コロナ放電現象利用せず、マイナス電極に鋭利な金属片(ニードル)を使用し、直接空気中に電子を放射して負イオンを発生させる方式。この方式は、有害なオゾン、窒素酸化物などを発生させませんが、鉄芯型トランスによる有害な電磁波を発生させます。

inti-fion方式

当社が開発した新方式。電子放射式の欠点であった電磁波の発生を鉄芯型トランスから圧電トランスに換えることにより、セラミックの機械的振動で高電圧を発生。 有害な電磁波を低減しオゾンなどのラジカルを生成せず、窒素酸化物などの酸化物をほとんど生成しないのが特徴となっています。

他方式との比較

inti-fion方式とコロナ放電式の電界強度測定結果

 

他方式とのオゾン濃度の比較/ NOx濃度

inti-fion方式の当社負イオン発生ユニットは、他社のコロナ放電方式製品と電子放射方式製品と比べ、発生するオゾン濃度およびNOx濃度が低いことを確認しています。

 

オゾン濃度の比較

NOxの比較

方式別比較表

基本仕様

ITM-F401A

電源電圧
DC12V±10%
最大消費電力
0.4W
発生方式
inti-fion方式(当社呼称)
負イオン発生量
75万個 / cc以上 (距離10cm)
動作環境条件
5~40℃ 85%RH以下(結露がないこと)
保存環境条件
-15~60℃ 85%RH以下(結露がないこと)
重量
30g
外形寸法
幅44 / 長77 / 高15(mm)
※ニードル部を除く
ケース材料
PP (半透明・青色)

ご注意

・負イオン発生量は、当社測定法による工場出荷時の値です。

・仕様は予告なく変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。