当社の製品は八戸市にあるテクニカル⼯場で製造、組み⽴てを行っています。
こちらでは「バイオミクロンサークルPRO」の製造⼯程を写真とともにリポートいたします。
■こちらが製造を行う「アンデス電気 テクニカル工場」。
空気清浄機だけでなく、LED照明など自社製品全般の製造を担っています。
今回はバイオミクロンサークルPROの製造ラインをご紹介します。
■まずはファンモーター部分の組み立てから。専用の治具を使い一つひとつ組み立てていきます。
組み立て終わったら、回転軸がぶれていないか、装置を使って確認します。
確認を終えたファンモーター部分。見た目がご飯を炊くお釜や土鍋みたいです。
■ファンモーターに、特許を取得した通風路を取り付けていきます。
通風路を取り付けたファン部分。次の工程まで出番待ちです。
■ところ変わってこちらでは空気清浄機の頭脳である基版の取付け。
透明な枠の外側に、運転を制御する基版やセンサー類を取り付けていきます。
多数あるハーネス類もきれいに収納できるよう設計されています。
こちらは出番を待つ光触媒「ひかりクリスタ」。機種に合わせて形状を変えられるのが特徴の一つです。
ハーネスの先にはLED紫外線ランプがついています。
組み終わったものはほかのユニットと共に次の工程へ。
■このパーツは何でしょうか?
正解はファンの土台を支える支柱でした。
さきほど基版を取り付けた透明なユニットを黒い輪の内側に固定し、そこに3本の支柱を取り付けていきます。
ファン部分を支え、フィルター収納部分を確保するためしっかりと固定します。
ファン部分と合流し出番待ちです。
■基版取付け作業の隣では、一番下の底板に滑り止めを付けていました。
普段なかなか見ることはありませんが、重要なパーツです。
先ほどの底板と組み合わせるのはこちらのユニット。全体の土台となる部分です。
■こちらでは、操作パネル作り。皆さまが一番多く見て触れる箇所なので
パーツがずれないよう慎重かつ素早く貼っていきます。
パネルの土台部分。この中に操作パネル用の基板が収められ、下の基板から伸びたハーネス類と接続されます。
■ファン部分と支柱のついた基板取付部分つなぎ合わせ作業をおこなっています。
ファン部分と基板部分がつながると、底板やフィルター部分の外装の取付けへと移ります。
※手前のピンクと白のカバーはここでの作業後の確認用装置です。
■組み立て後の動作試験を終え、上部外装カバーなどの装着待ちです。
■ここでは、ファン部分を覆うカバーの取付具合を確認しつつ
最上部に操作パネルやファンカバーを取り付けていきます。
傷をつけないよう、慎重に丁寧に作業します。
■全てのパーツを組み上げ、ひとまず完成です。ここからは最終工程へと移ります。
組み上がった製品は、エージングの作業へ。
試験用のフィルターを装着し実際に稼働させ、動作確認を行います。
■動作確認で合格した製品が、専用の治具に逆さまにセットされました。
ここでは製品の型番や製造番号(シリアルNo.)などを記載した「定格ラベル」を貼り付けます。
※定格ラベルとは、底面や裏面に貼ってある銀色の四角いシールです。
■定格ラベルを貼り終えた製品は、梱包の準備に入ります。
黄色い注意書きの紙と、輸送中のフロントカバー脱落を防ぐテープを貼り傷や汚れを再チェック。
汚れがあれば優しく丁寧にふき取ります。
■梱包材の準備。ACコードを梱包材に巻き付ける作業をします。
■定格ラベルを再度確認しながらビニール袋に入れていきます。
破かないよう慎重に製品を梱包箱にいれます。
■コードを巻き付けた上部用の梱包材を入れ、一番上に取扱説明書を置きます。
■外箱側面のビニールポケットに入った保証書と定格ラベルの製造番号が一致しているかを確認。
保証書の添付位置はあっているかも見ていきます。
最後にチェック表に書入れ、組み立て工程は終了。
この後工場での出荷検査を経て、別棟の物流倉庫に移動されます。
■品質保証課による最終検査後に、皆様の元へ発送されます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
私たちは、皆様に安全安心な空気環境をお届けするため、日々品質第一で製造しております。
これからも当社空気清浄機ををよろしくお願いいたします。